私がきむら内科医院にお勤めしたのは、医院が設立されて間もない頃です。 当時は看護師になる夢を実現したばかり、まだまだ子供のような看護師です。
いま想うと、患者さんや神戸の皆さんに守っていただいたとても幸せな看護師でした。
そして患者さんと家族のようなおつきあいの中で、自然と気配りや心配りの大切さを教えていただいたのだと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
前院長や最初の看護師でもある奥様、多くのスタッフと共に、あっという間の40年。
「看護師なんだから、風邪をひいたら患者さんに笑われる」当時からの心がけで、 気がつけば、一日も休むことなく看護師を続けることができました。
そして平成7年には「神戸市看護のともしび賞」をいただきました。
ひとつの仕事をひとつの場所で続けることの大切さを教えていただきました。

まだまだ、皆さんに助けていただいている私ですが、
もっともっと、皆さんに元気になっていただくために、頑張ります。

神戸の皆さん、これからも宜しくお願いいたします。

看護師　石田 早苗