「新型コロナウイルス緊急事態宣言が解除になりました。」
欧米でも感染第一波の収束感が報道されると共にコロナ後の生活「アフターコロナ」について「新型コロナと共存する新たな日常」、「新しい生活様式」、「ニューノーマル(新常態)」、「ウィズコロナ」、などと様々な言葉で語られるようになってきました。
―――(ほんの少しだけの安堵もありますが、)――――――
やはり、私の仕事(神戸市、須磨区、かかりつけ医)としては、
いま一度、申し上げます。
感染者が少なくなっても、ウイルスは“ゼロ”ではありません。(空気中3時間、付着では3日間感染性も、と報告があります)
新型コロナウイルスは、完全な特効薬がまだありません。
予防のワクチンもありません。
インフルエンザよりも感染力も致死率も高いです。(僅か数カ月で世界中に拡がる威力です)
発症前でも、他人に感染します。
ですから、“3密(密閉、密集、密接)を避けましょう。”
“マスク、手洗い、ソーシャルディスタンスを続けましょう。”
これが、これからの「“新しい”いつもの予防です。」 徹底を!お願いします!
私は、この「“新しい”いつもの予防」が、
日々の生活で「安心や信頼や自信」をもたらしてくれると思います。
自分がやれば安心が高まり、
みんなもやれば信頼が高まり、
もっとやれば自信が高まると思います。
――――(例えば、特効薬やワクチンを待つ間に、
みんなが免疫を強くして持病の改善に努められたら
「安心や信頼や自信」はどれ程凄いことになるのだろうか。)―――――
そして、当院も“新しい”をはじめています。
まずは、完全電話予約制。他にも、通院を少なくする工夫、電話などによる診察、待合のレイアウト、院内消毒のアップグレード、スタッフの対応など、まだまだたくさんあります。
これからも、かかりつけの皆さんに「“新しい”かかりつけ医院の“新しい”医療」を提案していきたいと思います。
きむら内科医院 院長 木村 明裕