投稿者「kimuraclinic」のアーカイブ

大切なお知らせ㉕ (2024年6月)          

ご来院の皆様へ

DX等による「医療の質の向上」、「適正化」、「効率化」や「働き方改革」など、
今日の社会環境に対応した、患者様はもちろん医療を取り巻く皆様に向けた改革になります。

◾️改定に伴う、新たな加算内容は以下の項目となります。



不必要な抗菌薬の処方は行わず、病状の経過や症状、診察の結果により、適切な抗菌薬をご提案します。


受診歴に関わらず、発熱その他感染症の可能性のある患者の診療を行うとともに、地域の感染症モニタリングに参加し、感染症拡大防止の取り組みをおこなっています。院内感染防止対策としても発熱患者等の動線を分けるなど適切な対応を行っております。


医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得、活用して診療を行なっております。


電子資格確認を行う体制を有して質の高い診療を実施するための十分な情報を取得、活用して診療を行っております。


「脂質異常症」「高血圧症」「糖尿病」を主病とする患者様のために、食事、運動などの生活習慣指導、内服薬による治療、定期的な血液検査、画像検査などを組み合わせて、包括的に管理します。


当院は、以上の加算となる算定基準を満たしている診療所となります。
ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

地域医療に、「先進」と「信頼」と「まごころ」を。
きむら内科医院    院長 木村 明裕

 

「心不全療養指導士」資格取得のご報告

日本循環器学会認定
「心不全療養指導士」
資格取得のご報告

「がん」に次いで死因第2位の「心不全」は、高齢化社会の進行を象徴するように増加傾向が顕著です。現在、「心不全」を有する患者さんは推定100万人、当院でも高齢患者さんに心不全の方が増えてきています。

そして、高齢化に伴う「心不全」の特徴のひとつが「緩解と増悪」です。つまり、良くなったり悪くなったりを繰り返していく病気で、上手に長く付き合っていく必要があります。「心不全」療養に向き合う重要なポイントは、”継続”です。薬や、食などの生活改善も、きちんと続けることが、「増悪」を少なくすることにつながります。「増悪」の繰り返しで、入退院を余儀なくされる方も少なくありません。特に、認知症を合併している患者さんの「心不全」のコントロールは難しく、生命予後(生存の見通し)が悪いとも言われています。療養の”継続”も習慣化するにはそう容易ではないと思います。このような状況を少しでも改善すべく、「心不全療養指導士」の資格を当院看護師「橋本 瑠美さん」が取得しました。言わば、「心不全」療養の“継続”をお手伝いするスーパー・サポーターです。勿論、橋本さんはいつも院内におりますのでいつでも気軽にご相談ください。

今後は日常生活での食事や運動指導、内服管理も含めて、地域の他の医療従事者と情報共有もしながら心不全治療の質を上げていこうと思います。

きむら内科医院 院長 木村明裕

はじめまして、

2017年より勤務しています看護師
「橋本 瑠美」と申します。
今年、「心不全療養指導士」の資格を
取得いたしました。

高血圧から心不全まで、心臓に関係する複雑な問題をかかえながら生活をしている方がとても多く、「もっと力になりたい」と思ったのがきっかけです。

心不全とは「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」といわれています。これを聞いて恐怖や不安になっている方もおられるかと思います。私は、木村先生をはじめスタッフや地域と連携を取りながら、患者さんやご家族が、正しい医療知識を持ち、より快適に生活できるよう、寄り添い、一緒に悩み考え、お手伝いをするサポーターでありたいと思っています。 

困っていること、何でも声を掛けてください。
私からもたくさんお声を掛けようと思います。
愚痴もどんどんこぼしてください。
お待ちしております。

 


きむら内科医院 心不全療養指導士 橋本 瑠美 

大切なお知らせ㉒ 患者の皆様へ

緊急のお願い

新型コロナウイルス「オミクロン型」感染急拡大に伴い「PCR検査」が急増し、現在、神戸市が対応出来ない状態となっております。
当院でも、東京に検体を送るなどの対応をしておりますが、結果報告までに3日程度かかっております。

そこで、患者様の急増に出来るだけ的確に柔軟に、対応するために以下の通り、お願い申し上げます。

  1. 当院では、「発熱など明らかな自覚症状のある高齢者」や「基礎疾患のある方」の診察を優先させていただきます。

  2. 濃厚接触者の検査は、検査体制が整うまでは
    休止させていただきます。

  3. 濃厚接触者で「咳、発熱などの症状」が現れた方は、「当院オンライン診療」をご利用いただきますようお願い致します。
    「咳止めや解熱剤などのお薬」をご自宅までお届けいたします。

皆様のご理解、ご協力の程、お願い申し上げます。

2022年1月28日
きむら内科医院   院長 木村 明裕

 

神戸市、須磨区「かかりつけ医」の思うこと④

開業50周年を迎えて、“心からの感謝を”

1971年6月1日、父が開業した「木村医院」は、

私が引き継いで「きむら内科医院」となり、

今年で50周年を迎える事となりました。

 

「医院を支えてくださった神戸の皆様、

           心より、 ありがとうございます。」

 

東京の大学病院から移って約10年、

「地域医療」を取り巻く環境は、超高齢化、デジタル化、

医学も、新薬、新療法と、大きく変化しました。

新型コロナウイルスは、今なお世界中で猛威を振るっています。

当院でも感染対策を強化し、完全予約診療制も導入しました。

 

私にとっては激動の10年でしたが、

当院に通ってくださる皆様の「信頼」と「笑顔」が、

日々私の背中を押してくれました。

 

「皆様から元気を頂きました。

        ほんとうに、 ありがとうございます。」

 

これからも、「確かな先進の医療」を「地域の皆様」にお届けするために、

◆院内医療機器、デジタルシステムを最新にアップグレードしました。

 検査精度の向上、検査時間も短縮です。最新の高機能CTでは、

 放射線被ばく量も大幅低減していますので、

 お子様からお年寄りまで、安心してご利用いただけます。

◆「次世代型空気清浄除菌脱臭装置」で院内ウイルス対策もさらに強化です。

◆新型コロナウイルスに関しては、「感染しやすさと重症化リスク」が判定できる

 遺伝子検査も導入しました。

◆今、最も必要とされる「免疫力改善」などの「予防医療」、

  「アンチエイジング医療」「医学的ダイエット」にも積極的に取り組みます。

◆また、超高齢化社会に対応し、「認知症専門医」「老年病専門医」「抗加齢医」

 専門資格を最大限に活かした「高齢者総合診療」の強化・拡充もいたしました。

 当院は、院内処方ですので高齢者にも多い、併発疾患のコントロール、

 多剤服用なども一括して対応が可能です。

◆患者様のメリットを優先した上で、部分的ですがオンライン診療も開始予定です。

 

そして私自身は、

お子様からお年寄りまで、ご家族の皆様に、かかりつけの皆様に、

いつでも「いちばんの医療」を提供できるように

これからも「新しい医療」を休むことなく研鑽して参ります。

皆様からの「信頼」に、「まごごろ」でお応えするために。

 

2021年 6月1日    きむら内科医院    院長 木村 明裕

神戸市、須磨区「かかりつけ医」の思うこと③

「遺伝子を使ったウィルス感染症リスク検査を受けてみました。」

現在、兵庫県は緊急事態宣言下にあり、まだ予断は許しません。
医療従事者へのコロナウィルスワクチンの接種も始まりましたが、
どのような副作用が日本人で出るかは不明点が多いのも事実です。
コロナウィルスに関する多くの医学レポートは、日々調べていますが、
ワクチンの副作用について、「どのような体質の人に出やすいか」などは、
まだまだデータ不足の印象があります。

そこで今回は、
ウィルス感染症の「感染リスク」と「感染後の重症化リスク」を判定する
遺伝子検査を皆さんに紹介しようと思います。
判定出来るウィルスは「新型コロナウィルス」、「インフルエンザウィルス」、「HIV(エイズ)ウィルス」、「B型、C肝炎ウィルス」、「ノロウィルス(感染リスクのみ)」の6種類です。検査方法は、他の遺伝子検査同様、僅かな採血だけです。とても簡単です。

さて、気になる結果ですが、
私の場合、新型コロナウィルスについて感染リスクは高くありませんでした。
が、
“感染後に重症化するリスクは少し高い”という結果になりました。
なので、
自分はコロナウィルスワクチン接種をしたほうがいいと判断しました。

新しいワクチンの接種に不安や迷いを感じている方は多いと思いますが、
「このような遺伝子検査を受けて客観的なデータを自分で知る」というのも、
ワクチン接種をする判断材料のひとつになると思います。

勿論、重症化リスク改善のアドバイスもいたします。
ご興味がある方はお気軽にメールや電話でお問い合わせください。

きむら内科医院  院長  木村 明裕