「院内セミナーを終えて」
きむら内科医院院長の木村 明裕です。
先日、「認知症にならないための食事」をテーマに、当院の待合ロビーを使ってセミナーをおこないました。かかりつけ医として、日々の診療以外に何かできることは?という気持ちからです。
20名の予定でしたが、30名様近くご参加いただきました。
まずは、「皆さま、ご参加、どうもありがとうございました。」
一方的に話すだけでなく、できるだけ身近で、気軽に話し合える場にしたいと思い、皆さんがいつも使う待合ロビーに椅子を並べてみました。私自身も堅い雰囲気は苦手ですので。
そして、何よりも感動したのは、皆さんが一生懸命にノートを取ったり、たくさんの質問が出たり、とてもアクティブだったことです。
とても、元気です。嬉しくなりました。
現在、認知症の確実な予防法はありませんが、認知症を起こす病気の中で一番多い「アルツハイマー病」は生活習慣病の関連が注目されていて、糖尿病と比例して増加しています。例えば、血糖値を上げない食事の工夫で、予防の可能性が高くなると思います。今回は、そんな“食”に出来る可能性を、出来るだけ分かりやすく実践的にお話させていただきました。
私も食べることは大好きです。「医食同源」少し大げさな気もしますが、“食”の可能性はまだまだ大きいと思います。
これからも、最新情報などもふまえて、皆さまの健康に役立つような、実践的なセミナーをおこなっていこうと思います。
拙い講師ですが、今後ともお付き合いいただければと思います。
ありがとうございました。